次の日―

あたしは母に妊娠した事を伝えた。

「そうじゃないかと思ってたよ。前一緒に病院に行った時に先生に妊娠じゃないかって言われたから。で、あんたはどうしたいの?」
「産みたい…」

「今までみたいに遊べなくなるよ?好き勝手に出来なくなるよ。それでもいいの?」

「うん…それでも産みたい」
「分かった。頑張りなさい」
怒られると思ってた。

でも母は応援してくれたんだ。

正直不安はあった。

それでも

あたしはこの子を守りたいと思ったんだ。

お母さん。

あたしの気持ち

受け止めてくれて

ありがとう―。