それから今日は一緒に野宿をすることになった。リオンはよく野宿をしているため、今では建物で生活するよりこっちの方が快適らしい。
しかも外にはたくさんの野草が生えている。中には珍しい植物も多いらしく、毎日が楽しいとのことーー暁の中の少年はふーんと興味なさげに聞いている。
「夕飯には今日おすそ分けしていただいたい芋を使って、芋汁と芋煮、それから焼き芋です」
「俺も食べていいのか?これはリオンの分じゃないのか?」
“と言うか芋だけじゃん。もっと他にないの?”
暁は思わず苦笑する。
「自分は小食なので全然減らないんです。それに……一緒に食べた方がおいしいから」
ーー今日はいい日だな
しかも外にはたくさんの野草が生えている。中には珍しい植物も多いらしく、毎日が楽しいとのことーー暁の中の少年はふーんと興味なさげに聞いている。
「夕飯には今日おすそ分けしていただいたい芋を使って、芋汁と芋煮、それから焼き芋です」
「俺も食べていいのか?これはリオンの分じゃないのか?」
“と言うか芋だけじゃん。もっと他にないの?”
暁は思わず苦笑する。
「自分は小食なので全然減らないんです。それに……一緒に食べた方がおいしいから」
ーー今日はいい日だな



