「あっ、明日は母さん達、お昼出かけるから」 「えっ」 「バレンタインランチ食べにいくの。 ほら、父さん甘いもの苦手でしょ」 甘いもの苦手な奴には、成るほど、そういう手もあったのか。 さすが『年の功』と母さんを尊敬の眼差しで見つめてみた。 「ま、がんばんなさい」 励まされちゃった。 さ、あたしも早く寝なくっちゃ。 明日の朝は早い。 イザ、出陣だ!