「早くしないと、置いてくぞ?」



瑠威クンの声に、私は慌てて支度を済ませた。


昨日はかなりあった高熱もなくなって、今日はすっかり元気♪



「ねぇ、クラスのみんなになんて言うわけ?」



私はやっと瑠威クンに追い付くと聞いてみた。


瑠威クンと同棲してるなんてバレたら、リアルに殺されかねない。



「バレないように上手くやるから♪」



瑠威クンは、ニヤリと笑ってそう言った。



「そぉ‥?」



一瞬疑問に思ったけど、まぁそんなことはどうでも良かった。