なんだかわからないけど、スゴく切なくなった。



「なんなんだよ‥。」



自分で瑠威クンを追い出したくせに。


ホントは行って欲しくなかった。


側にいて欲しかった。


そう思っている天邪鬼な自分が嫌で嫌で堪らなかった。



「はぁ‥。」



瑠威クンと長い間一緒にいるとスゴくドキドキする。


心臓がパンクしてしまいそうで怖い。


てか、この速い鼓動が瑠威クンにバレてたらかなり恥ずかしいよな‥。


私はずっと瑠威クンについて考えていた。