「じゃぁ、イィし。」 ちょっぴり怒ったような声で瑠威クンが言った。 私からは見えないけど、遠ざかっていくようなスリッパの足音が聞こえた。 ─ 行っちゃった!?私のバカ‥。 私は、焦って布団から顔を出してみた。 「‥え?」 そこには、ニヤニヤしてる瑠威クンが。 「ひっかかったぁ〜♪そんなに構って欲しかったの?」 「べっ‥別に、違うし!!」 「はいはい。可愛いな♪」 瑠威クンは、おちゃらけてそう言うとクスクス笑った。