「はぁ‥。」 瑠威クンが出ていった後。 私は、正体不明の鼓動と熱に困らされていた。 ‥ ドキン ‥ ドキン ‥ すごく早い鼓動は、自分で止めようとしてもなかなか止められなくて。 知恵熱みたいな熱はあるし。 ほっぺたがすっごく熱くなってるのがよくわかる。 ─ 風邪かしら‥。 私は、メイドの飛鳥を呼んだ。 「はい、どうなさいました?」 「ちょっと私、風邪かも‥。」 私がそういうと、飛鳥は慌てて飛び出していった。 用意を持ってきたり、医師を呼ぶから時間がかかる。