「‥瑠威クン‥‥?」 その、聞き慣れた低い声に私は顔をあげた。 「なんかあったのか‥?」 私は、考えた末首を横に振った。 別に、変なことがあったってわけではナイから。 「じゃぁ‥なんで泣いてんだ?」 その困ったような顔がおかしくて、私はクスッと笑った。 「な、なんだよ?」 「別に♪怖い夢見ちゃったから泣いてただけだよ。」 私は、もう怖くはなかったし、泣いてもいなかった。 側に、瑠威クンがいたからだと思う。