「‥な、なにを言ってるの!?使用人風情が、黙ってなさい!!」 状況をわかってない先生はまた怒鳴った。 「‥あ、俺に怒っちゃいましたね?」 そういって、瑠威クンはくすくす笑った。 私は、ぽかんと口を開けて2人を見ている。 「桜野美知子さん。俺、実はフランスの王子なんですよ。逢いましたよね?あなたの演奏会で。」 「あ‥。」 先生は、呆然としたような顔をしている。