フッと、彼は不敵な笑みで笑った。
─ うわぁ‥。
あまりのかっこよさに、私はまたみとれていた。
「あ、そうでした莉奈お嬢様、瑠威様。」
ふと、メイドの1人が言い出した。
「フランス国王からの伝言がありまして。」
「お父様からの?」
瑠威クンは、ちょっと不思議そうにこっちを見た。
─ なんなんだろう‥?
「ええ。『同じ部屋で生活しなさい。』とのことですわ。」
‥?
それって‥つまり‥?
「私の部屋で暮らすの────!?」
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