「‥‥ん?」 私はうっすらと眼を開けてみた。 ずいぶん暗くなった空が見える。 「‥‥あれ?」 時計を見ると、8時になっていた。 ─ 寝ちゃったのか‥。 そう思った瞬間、お腹が鳴った。 「お腹空いた‥。」 もう、夕食は出来てるはず。 私は、階段を駆け降りた。 「あ、莉奈様♪お待ちしておりました。」 食堂に行くと。 瑠威クンとメイド達が待っていた。 「ごめーん!」 私は、急いで席に座った。