お父様はあっさり言ってきた。 「‥えっ?」 私には兄弟はいないから‥。 つまり、この家に私と瑠威クンと召し使いだけってこと!? 「まぁ、大丈夫だろう?私たちはもうすぐ発つから。」 お父様に見られ、私はため息をついてうなずいた。 隣の瑠威クンはいたって冷静。 「‥じゃぁ、失礼します。行く時に声をかけてください。」 私は、お父様がうなずいたのを確かめて部屋から出た。 瑠威クンを案内するため、並んで歩く。