「はぁ‥。」 ─ キスマークって意外と目立つもんだよなぁ‥。 私は、鏡を見ながら絆創膏を貼って隠すことにした。 周りの人にキスマークなんて見られたらホントにヤバいことになる。 「なんであんなこと‥?」 キスマークをされたことより、瑠威クンの弱い一面が哀しかった。 「換気しなきゃ‥。」 私は窓を開けたついでにバルコニーに出た。 お母様の自慢の広い中庭を、瑠威クンは1人で散歩していた。