「別に。」 怒った私は、無愛想に返事をするとイライラしながら廊下に出た。 でも‥。 「瑠威サマちょぉカッコいいよねぇ☆」 タイミングが悪いことに、廊下では女子が固まって瑠威クンの噂話をしていた。 ─ あんなオトコのなにがイィのよっ!!王子様なんて肩書きだけじゃない! 私は、なにもわかってない女子にまで苛ついてしまった。 自分でも、苛ついている意味がよくわからなかった。 でも、なんだかすごくイヤなキモチだった。