瑠威クンは、先輩がいなくなった途端にまた笑顔に戻った。 「人気者って大変よねぇ‥。」 彩夏はしみじみとそう言った。 瑠威クンはそのカリスマ性を発揮して、女子はモチロン男子からも絶大な指示を受けていた。 「遺伝子が違うと、こんなにも違うのかな‥。」 彩夏は、鏡に顔を映して盛大にため息をついた。 私から見れば、彩夏は普通に可愛いしモテるんだけど、本人は断固として否定していた。