「ああ、わかったわかった。てか、今日帰ってくるのは8時くらいなんだっけ?」


「うん、家につくのは少し遅くなると思うけど」


「そか、てか なんのバイトしてるんだ?」


そんな勇輝の質問はひなよって消される


「あ、ごめん。ちょっと私、呼ばれちゃった;んじゃ、そう言うわけだから電話切るね?掃除ヨロシク!」


ツーツー


「・・・・。」


「誰からだったの?」


部屋に戻った勇輝に声をかけてくるシャルロット。


どうやら、ミリィナに宥められて平静を取り戻したようだった


「ひなからだよ、風呂掃除しとけってさ」


「ふ~ん、で、結局ミリィを置いてあげるんでしょ?」


腕を組み横目で見ながらシャルロットが言う


「言葉が通じないのに、ほっぽり出すのは悪いしな。けど、ひなの奴には見つかるなよ!?」


「わかってるって♪」


こうして、ミリィナを坂内家に居候させることとなった。