「お前、最近テニプリよく読んでるよな」


「うん♪ 真田部長カッコよすぎぃ~♥♥」


そう言って、ベッドの上を転がるシャルロット


「・・・。あんまりシーツめちゃくちゃにするなよ?」


「は~い♪ ちなみに勇輝はテニプリキャラで誰が1番好き??」


「俺か?そうだなぁ~強さとか関係なしなら佐伯かな?」


「へぇ~でも、佐伯は男までだもんね~爽やかだし」


「まぁ~なぁ~でも、最近のテニプリは、キャラのビジュアルは良いとして、テニスじゃない技を節操無くバンバン出してるよな~」


ゲームソフトを探しながら言う


「あはは。まあ、リアルテニス漫画とは違うよねぇ~。ま、カッコよければそれでよくない?w」


(あ、やっぱ女の子はそういうもんか)


そんな事を心で思う勇輝だった。


勇輝がゲームを始めてから1時間ちょいほど過ぎる。その間、2人は無言だった。


だが、思い出したように勇輝が口を開く


「なぁ、シャル?」


「ん~~?」


「お前がアタッシュケース型の船で来た時さ」


「ん?」


「その中には他にいくつかカプセルあったよな?」


「・・・。」


「それ、もしかして、他にも人が出てくるってことか?」


「・・・。エヘッ」


「エヘッ、じゃねーよ! お前、今の今まで忘れてただろ!」


「ま、まぁ、本来なら、亜空間から出てきて3日くらいたたないと自動で外に出られないんだし、良いじゃない!」


「開き直るな!」


そう言って、枕をシャルロットの上に落とす


「ふぎゅ>< つ、潰れるでしょ!」


そう言って枕を跳ね除け勇輝を攻撃するシャルロット