アタッシュケースとシャルロットを家まで運んだ玄関前でため息をつく


「ふぅ」


「ふぅ、じゃないわよ! なんで、私が勇輝のジャンバーポケットの中に入ってなきゃならないのよ!」


シャルロットがポケットから出てきて肩までよじ登る


「な、何言ってんだ! 近所の人に見られたらどうするんだ!」


「別に人形にしか見えないって」


そう言ってのんきに笑う


「それがまずいんだろうが! 今日俺、学校サボってんだし、そんな俺が女の子の人形持って町内を歩いてたらどう思われると思う!?」


「うわ、キモッ」


口に手をあて軽蔑のまなざしを送る


「お前が原因だろうが!」


なにはともわれ、自室に入って崩れ落ちる様にベッドへ倒れこむ勇輝。


「御苦労さま♪ ところで、私が着る服ってないの?」


「あるわけないだろ、人形なんて持ってないわけだし、そんな小さなサイズの服があるかよ」


「あ、じゃあ 勇輝達サイズに大きくなれば良いんだ。そうと決まれば・・・」


「ちょ、ちょっと待て! 今大きくなったら・・・」


「ふぃ~この大きさになるの久しぶり~♪」


「・・・・。」


視線をそらす勇輝


「・・・。あ・・・/////」


みるみる顔を赤くするシャルロット


「はぁ・・・ほら」


そう言ってベッドの布団を投げかける


「あ、ありがと・・・」


布団にくるまって顔をひょっこり出しながら言う