「う、うっせーな、俺はお前達班員全員を信頼してるからこそ聞いたんだよ」


「信頼っつーより、勇輝の場合人任せなだけだろw」


翼が笑いながら言う。


「まったくだ、だが・・・望むなら俺が毎朝、お前の為に味噌汁を作ってやっても構わんぞ?w」


北條が勇輝の肩に手を回しニヤリと笑う


「きしょいわ!」


そう言って肩に掛けられた手を払う


「あ、あの、柳瀬さん、兄さん達が馬鹿な事ばっかりして、騒がしくてごめんね?」


ひなが申し訳なさそうに言う


「うぅん、ぜんぜん平気♪ 坂内くん達見ると、すっごく面白くて飽きないから」


にっこりと笑い返す柳瀬


「それなら良いんだけど。。。。何か兄さんが迷惑掛けるようなことあったら私にいってね? 私がしっかりと、兄さんに言い聞かせますから!」


「って、ひな!いつ俺が迷惑掛けるって言うんだよ!」


反論する勇輝にひなが言う


「兄さん達は存在そのものが爆弾みたいなものなんだから、ほおっておいたらいつ爆発するか、わかったもんじゃないじゃない!」


「ふっ、ひどい言われようだな、坂内・・・」


北條が肩を叩き勇輝に言う


「前文を良く読め!兄さん達、と、言われてるんだぞ!? お前も他人事じゃないってことだ」


「・・・・。」


北條がうなだれる


「てゆーかぁ~脱線しすぎだって! さっさと作ろうぜ! 俺達の班はカレーだろ?」


話を戻す翼


「そ、そうね!早く取りかかりましょう!じゃあ、役割分担ね? 兄さんがお米といでご飯を炊いて! 北條君と斗賀野君は手分けして野菜の皮むきして切ってちょうだい! 柳瀬さんは牛肉をお願い! 白瀧さんは~ あ、兄さんの補助を;兄さんご飯すら炊けないんだったわ・・・私はルーと全員補佐と班員の今日の実習の記録レポートを取るわね?何かわからない事があったら私に聞いてね?じゃあ、始め!」