「勇輝ぃ~北條ぉ~」


教室についた勇輝と北條に飛びかからんばかりに突っ込んでくる翼


「どぉ~した?そんなに血相を変えて、魔法少女が家に居候することにでもなったのか??」


北條がニヤリと笑い冗談めかして言う


「そうそう♪ CVはゆかりんで~♪ って、ちが~う!」


「まあ、落ち着け翼! で、田村ゆかりがどうした?」


勇輝が聞き返すと


「だから、ネタ引きづるなって! 実はだな・・・」


声をひそめ、真剣な表情になる翼


「今日、転校生が来るらしい!」


「!?」


勇輝と北條が顔を合わせあう


「そ、それはまさか その転校生に導かれたりして、俺はロボット乗りになったりするわけか!?」


北條が真剣な表情になる


「お前、水泳やってねーだろ! てゆーか、なんでゼーガペインだ!」


勇輝が北條の頭をはたく


「むむぅ・・・今日から俺もロボット乗りだと思ったのだが・・・」


「北條! お前はボスボロットにでも乗ってろ!」


勇輝がそういうと、翼が語りだす


「良いか?転校生と言えば、美少女!ラブ!恋愛だろうが!!」


「そんなに都合良く、転校生が美人なわけねーだろ」


「ふっふっふっ そう思うだろ?だが甘いぞ勇輝! 小沢さんくらい甘い!」


「どういうことだ、斗賀野? その転校生を見たとでもいうのか?」


北條の眼が光る