空からの手紙



 あっ、あと1分だ。


 そういえば、私以外誰も人いないな~


 やっぱり、こんな手紙のこと信じる人いないのかな?


 ていうことは、私の一人勝ち?


 もしそうだったら、楽なのにー


 そういえばさっき、この病院の一番偉い人に会ったなー


 確か、水橋 愛紗美さんだったような…


 でもなんで屋上の階段のところにいたのかな?


 ま、そんな事どうでもいいか……

 
 ふぁぁ~ねむっ




    ――――――――私が、油断した瞬間にそれは起こった。




『レディース、イン、ゼントルマン!!これよりゲームを開催いたします!!』
  

 突然誰かの声がした。
 

 拡声器を使っている様子はないのに、男性の声か女性の声かがわかりづらい声だった。


 その声は上から響いていた。上を見上げるとマントを着た人が電信柱の上に立っている。周りを見渡すといつの間にか集まっていた人がたくさんいた。老若男女を問わずにたくさんの人が来ていた。


『皆さんようこそおいでくださいました!皆さん、ゲームをしたいですか?』


「「「はいっ!!」」」


 たくさんの人が返事をした。


『では、これよりゲームの説明をいたします。このゲームにはステージが3つあります!
まず、第一ステージはこの病院のどこかにある手紙を持ってきてください。色は問いません、ともかくこの病院にある手紙をここに持ってきてください。 本物かどうかは私が判断いたします。絶対に中身を最後まで見てはいけません、それと全部の手紙が見つかった時点でゲームは終了いたします、よろしいですね?』


「「「はいっ!!!」」」


『それでは、ゲームスタートです!』


  バンッ!


  銃声が響いた。おそらく偽物だろう。


「さて私も探すとするか、よしっ気合い入れて探すぞ!」


  私は皆に続いて走りだした。