***** 数分が経った。 その間、俺は彼女と様々な話をしたらしい。 悪いが、内容は一部しか思い出せない。 だがしかし、一つはっきりしたことがある。 当たり前のことではあるが、少女は悪の手先でもなければ、俺を殺そうと企んでいるわけでもなかった。 そして、俺がそのことに気づいたのは、彼女の情報を色々と知ることができたからである。