｢じゃあ、学級委員は岡本と小宮に決定な｣

パチパチパチ……。

クラスメイト全員が拍手。

(・ω・；)え?
学級…委員ですと??

話しにまったくついていけてないわたしに、『よろしくなぁ』と岡本くんが手を振っている。

えっ、いや!いやいや!!
学級委員なんて、聞いてないよ!?

｢待ってください!む、無理!拒否しますからぁ!!｣
｢え…｣


うっわ、やばっ。
先生ってば、カオが固まってるし!

わたしがマズイこと言ったから!?
それとも、わたしが嫌いだからなのぉっ!?


ん…、待てよ。
こんなことになったのって、わたしが話聞いてなかったからやん(＞ω＜)／

拒否権は、わたしにはないですよネ……。

｢すいません…。やらせていただきます……｣

わたしがそう言った途端、みんなに笑顔がもどった。
よかったですよ、はい。


｢ん、早速学級委員2人は、放課後居残りな｣
｢え〜〜〜っ!｣

岡本くんはわたしが文句を言う前に、素早く言ってくれた。
ありがと―!

｢なぁに言ってんだ!今からお前等は学級委員なんだぞ?｣

爽やかに拒否られました。
わたし達の可愛い願いは…orz


けど…。
学級委員ってことは、これから先生とよく関わるんだ…。

気まずいけど、わたしからしてみたら嬉しいんだよね。やっぱり。