「ちょっと何すんの!?」 ユキナはあたしを無視して女友達のほうへ向かう。 「言いたいことがあれば言えばいいじゃん!!!」 あたしはユキナの背中に向かって怒鳴る。 ユキナは振り返ってこう言った。 「その言葉、そっくりそのまま返す。」 ユキナは教室を出ていく。 "言いたいことがあれば言えばいい" あたしは手に持つ計画表をぐしゃっと握った。 暴走開始―。