男子敵対復讐令!



「へ・・・?」


石村は目を真ん丸にする。



「久しぶりのメインターゲットは久保田蘭に決定!


さぁーて、復讐計画を練るぞぉ~!☆」



あたしは石村を置いてズンダカ歩き出した。



あたしの頭のネジ、一本飛んでっちゃったみたい♪






教室は変わりなく賑やか。


しかし、先程からじーっとあたしの復讐計画を見つめるユキナは無言。



あたしが書き終えて顔を上げると同時にユキナが口を開く。



「何これ?嫉妬?」


「ああー?」


ユキナは紙を畳んでヒコーキにして飛ばす。