常葉のその言葉にあたしは反応した。 「あ?なんだ?口説き文句か?」 眉間にしわを寄せるあたしに常葉飛鳥は苦笑して、あたしの頭を撫でた。 「冗談たまには通じろよ♪」 彼は笑って、手を振って行ってしまう。 冗談かよ・・・ てゆーか・・・ 「あたしに触れんじゃねぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 「あっ、安堂さん、ここにいた!」 突然、ひょこっと壁から顔を出す朝倉さんが藪から棒にこう言った。 「安堂さん、喜んでください!男子敵対復讐団の結成です!!!」