あたしは彼女から手紙を受け取って読み始めた。
その内容ときたら腹が立つもんで
あたしの家は貧乏であたしが援助交際しないと助からない家計だということ。
だから、あなたはルックスが良いんだからあたしと似たようなことしないで
好きな人一人に尽くしなさいという内容。
あたしは腹が立って、近くにいた不良男子のライターを掻っ攫ってその手紙を燃やした。
「ちょっと何してんの!?あたし、その手紙のおかげでこの美貌を自分が愛した人一人にしか見せないって決めたのよ!?」
佐々木美咲がギャーギャー言う。
あたしは佐々木美咲をギロリと睨んだ。
「それはケッコーケッコーコケコッコー!
ブースカピー!(意味不)」
あたしはそう言って、彼女の前から去った。
あーあーあーあー!
腹立つ腹立つ腹立つ!
なんであたしが援助交際しなきゃなんないのよ!!



