「ああ。そうだけど。」 常葉飛鳥は男を睨みつけながら立ち上がる。 「よくも俺の女をたぶらかしてくれたな。」 こいつ…あの女の彼氏か…。 「美咲は俺のものだ。」 おいおい、常葉。 状況分かってねぇのかよ!? しかも、あたしの隣にいる朝倉さんは"カッコイイ"って顔を赤らめているし…。 「ちょっ…ちょっといいかい?」 あたしは咳払いをして、二人の間に入った。 「ああ?なんだ、お前?」 柔道部があたしを睨む。 まぁ、男に変な目で見られたりするのは慣れてるからね♪