「そしてファンたちは"常葉はファンよりも彼女を愛す"という現実を


改めて突きつけられるだろう。常葉飛鳥ファンクラブの崩壊ってやつよ。」



「そう上手く行くかなぁ?」


蘭は困った顔で首をひねる。



「フフフフッ☆


上手く行くに決まっているでしょう?



なんせあたしは男も恐れる麗高のアンドーナッツ様だから!!!!」




上を向いて高笑いをすると、また司書のおっさんにつまみ出された。



フフフッ(不気味)



待ってよろ、常葉飛鳥!