「大丈夫…だけど、一条を追いかけるよ!!」 「うん!」 あたしと蘭は一条を追いかけた。 しかし、カラオケ店を出ると・・・ 「なになにー?俺たち一条に女の子と遊ぶ約束してたんだけどなぁー?」 いかにもガラが悪そうな一条の仲間たちが出迎えてくれた。 「なっちゃん…。一条を追いかけて…。」 「えっ…でも…この人数相手に蘭一人じゃ…。」 「いいから行って!」 蘭が怒鳴る。 蘭…ごめん…。 あたしは蘭を置いて一条を追いかけた。 途中、パンプスで転びそうになりパンプスを脱いで裸足で走る。