「とりあえず服に合うようにあたしがコーディネートするから。


まずは髪色変えないとねぇー。」


「えっ!?染めるんすか!?あたしゃまだ心の準備が…」


「大丈夫。スプレーだから、一日すりゃ取れる。じっとしてて。」


ユキナはあたしの髪にスプレーをかけ始める。



どうなっていくんだろう・・・あたし・・・。







「えっ…あっ…え…?」


計画の集合場所で常葉飛鳥があたしを見て目を丸くする。


「師匠!めっちゃ綺麗です!!」


可愛くドレスアップしてきたあずさたちがあたしを見て目を輝かせる。


「えっ?そう?マジ!?デヘヘヘ。」


あれからユキナにメイクしてしてもらって、自分でも驚くような大変身を遂げた。


まさかあたしが化粧をする日が来るなんて思わなかったけどね。