男子敵対復讐令!



「もうダメだ…あたし…。」


体が勝手に反応する。


「なっちゃん…?」


蘭をしゃがみ込んであたしの顔を見る。



「あたし…蘭が男にしか見えない…。」


泣きじゃくるあたしを見て、蘭は黙り込む。


ずっとずっと一緒にいた幼馴染の蘭。


それが目の前にいる蘭。



だけど、目の前にいる蘭は立派な男だった…。