「竹本のライバルがいる高校との試合だ。



この前、試合した時に俺たちはその高校に負けて悔しい思いをした。



だから…」




「残念ですね♪」



あたしは笑顔で言った。




「マジで残念。でも、いいんじゃないですか?


ファンたちはあなたの活躍が見たいみたいですから


あなたさえ試合に出ればどうでもいいでしょ♪」




あたしはニッコリほほ笑んだ。



常葉飛鳥は怒りが爆発しそうで握っている拳が震えていた。




あたしはそれに動じない。



似たような場面を何回もこなしてきた経験者だから☆