作品名

『ミッドナイト・スクール~水色の招待状~』

舞台となるのは、どこにでもある高校の校舎。登場するのは生徒、教師を含めた十名程。目的は一つ、生き残る事。
学校とは勉強をするためだけの場所ではない。夜の学校は、生きるか死ぬかのサパイパル場なのだ。

普段と何も変わる事のない、平和な生活をしていた主人公達に、ある日『水色の招待状』が届いた。そこから全てが始まる。
校舎に閉じ込められた主人公達は、何者かに命を狙われる。不思議な事に、校舎から出る事が出来なくなる。外へ連絡を取る事も出来ない。唯一出来る事は逃げる事だけ。そして、やがて主人公達は事件の謎にせまる。閉じ込められた校舎で、徐々に迫りくる死への恐怖に怯えながらも、主人公達は立ち向かう。一人、また一人と殺されてゆく仲間たち。果たして、何人が無事に生き残る事が出来るのだろうか? 
このストーリーは現実では起こりえない。なぜなら、登場する殺人鬼は本物の悪魔であり、現実に存在する筈がないからだ。しかし、現実で起こりえない筈の事態に陥った時、人間はどういう行動をとるだろうか? そして、自分ならどういう行動をとるか? その辺に注背出して読んでもらいたい。

個性豊かな主人公達が織り成す戦傑のストーリー。タイムリミットは夜明けまで。たった一日の、たった一晩だけの非現実世界を、存分に堪能してもらえれば幸いです。

最後に、登場する校舎はモデルとなった高校がありますが、登場人物は皆、架空の存在であり、現実とは何の関係もありません。