【先生×生徒シリーズ】禁断の果実―音楽の先生×男子生徒―





「紗英……愛してるよ……」



月明かりに照らされた和彦の顔。


囁くように言う"愛してる"の言葉。



「ホントに?奥さんより愛してる?」



あぁ……私って、イヤな女だな……。


答えがわかっててそんなこと聞くなんて……。



「当たり前だろ?俺には紗英だけだよ」


「ホント?」


「あぁ……」



私の首筋に和彦の唇が這う。


ゾクゾクする体。



「…………んっ……」



和彦の唇が首筋から全身に這っていく。


そのたびに体が"ビクン"と反応して、甘い刺激が流れる。


和彦の背中にギュッと腕を回して力を入れる。


私の上で激しく動く和彦。


私の喘ぎ声と和彦の激しい息遣いが混ざり合う……。