【先生×生徒シリーズ】禁断の果実―音楽の先生×男子生徒―





「王子!先生が校長室に来るようにだって!」



同じクラスの女の子はそう言うと、屋上から去って行った。


とうとう来たか……この時が……。



「晶斗、俺、行って来るわ」


「あぁ。頑張って来いよ」



晶斗が俺の肩をポンポンと叩いた。


俺は晶斗に笑顔を見せた。


どういう結果になるかわからない。


でも俺は、紗英さんを守る。


そう決めたんだ。


俺は屋上から校長室に急いで行った。



―海陽Side end―