食事の後は、ケーキで誕生日をお祝いした。 ケーキにロウソクを18本立てて、HAPPY BIRTHDAYの曲をピアノで弾いた。 「恥ずかしい」って言いながらも笑顔でロウソクの火を消す海陽。 私の顔も自然と笑顔になる。 「はい、海陽に誕生日プレゼント」 私は雑貨屋で買ったプレゼントを海陽に渡した。 「ありがとう!開けていい?」 「うん」 「何だろう……」 海陽がラッピングされたプレゼントを開けていく。 喜んでくれるかな……。 どうかな……。 私は海陽の手元をドキドキしながら見ていた。