海陽にお姫様抱っこをされたまま有無を言わさず寝室のベッドに連れて行かれた。
ベッドに座らせるように下ろされた私。
海陽が隣に座り、私をギュッと抱きしめる。
舌を絡めた激しいキスが降り注ぐ。
キスをしたまま海陽は私の服を脱がし、ブラジャーのホックを取った。
海陽の唇が離れる。
私は海陽の服を脱がせていった。
そして海陽は私の体をベッドに優しく倒していく。
私を見下ろす海陽。
海陽を下から見る私。
海陽の首に腕を回す。
「海陽?キス……して?」
海陽の目を見て、甘えるようにキスをおねだりした。
「紗英さん、可愛い」
海陽はクスッと笑うと、私の唇にキスを落とした。
軽いキスから激しいキス。
キスだけで逝ってしまいそうになっちゃう……。