『初めてだったのよ。
あんなことをしたの・・・
死にたいぐらい・・・
嫌なことがあってね。。。』
彼女の目に少し光るものがみえた
そして、
『だからってダメだよね』
『そしたらさぁ
レジでお金を払ってるじゃん!
余計なことして!
と思ったけどね
あの時、
嬉しかったんだぁ・・・。
止めてくれた人がいて、
助けてくれたわけじゃん
私を・・・』
『だけど、なんであの時に
助けてくれたの!?』
一目惚れだった。
店に入ってきたときからずっと
彼女のことを目で追っていた。
だからオレンジジュースを
バックに入れたのを見ていた
そんなこと言えなかったから
「だって、店員さん居るところで
誰が見てもだったし、
どうしてかなぁ?
そんな悪い子に思えなかったしぃ
だけど、どんな嫌なことが
あったか聞かないけどダメだよ!」
『うん、わかってる。。。
でも、あんなことして
良かったことがあるの!』
『こうして会えたことぉ』

