「なーにムキになっちゃって、らしくない
もしかして惚れちゃってんの?ハッ」


馬鹿にするような優夜の言葉。


「……………」


だけど俺は何も言い返さなかった。




「へー…直がねぇ…」


「……………」


「カラオケで待ってるって」