あたしはその足で、麻奈とよく行くダーツバーに向かった。



「もっと強いの下さい!!」


浴びるように酒を飲み続けた


全て忘れてしまえるように………





ひたすら……ただひたすら………



体内にアルコールを流し続けた。





直輝…………


あたしを救いだして………





『eden』



「な~お~き~♪!!」


「お客様…他のお客様のご迷惑になりますので…」


「な~お~き~!!」


「どこ~?直輝~」






確かにあの時、あたしは直輝を求めた……





そして………



いつからか……



あたしはあなたを愛していた………





きっと………本当は………



あなたと出会ったあの日から………