慎………… どうして……… どうしてこんな所に……? 生きてたんだ……… 目が覚めたんだ…… どうして…… どうしてあんな事を……? 聞きたい事は今でもこの胸に山程あった。 どんなに追い出そうとしても あたしの頭の中から追い出す事なんて出来なかった。 あたしの心から消える事なんてなかった……… あれからもう何年も経ったのに………… 今でも………… 今でも………… 「慎吾~?」