あたしが一緒にいたいって言っても、仕事だけは必ず行くくせに。 香織って人といるの? その人の為なら仕事を休むの? 一人きりの部屋は、あたしの不安をどんどん大きくしていく――― ガチャガチャ 直輝…… 「直輝!!!!」 気付けば 直輝が出ていってから丸一日が経っていた。