直輝がくれる光。

眩しいくらい、真っ直ぐな光。



あたしの暗い心に
舞い降りた天使。





このまま……

ずっとこのまま……



直輝との日々が続きますように……







「結華……愛してる」


ベッドの上、直輝がささやく愛の言葉。





《愛してる》


その言葉を聞く度に、
あたしの記憶は蘇る。



《結華…愛してるよ…》



「結華…愛してる……愛し―」


直輝の言葉を遮るように、あたしはキスで直輝の口を塞いだ。



"愛してる"




一番聞きたい言葉


だけどそれは…………


一番聞きたくない言葉