なんでこんなに悲しいんだろう。 なんでこんなにむかつくんだろう。 なんかもう・・・意味わかんないよ。 バシッ! 私は気がついたら天根君の頬っぺたをおもいっきり平手打ちしていた。 「最低・・・天根君のこと信じてたのに」 このキモチに嘘はなかった。 天根君のことを信じていたから・・・。 いや、多分このキモチは好きだったんだと思う。 天根君が賭けをしていたと知ってこんなに悲しい思いをした。 こんなキモチ初めてだよ・・・。