ずっと虎だけを一途に思っていた私のキモチは一生報われそうになさそう。 けど、1番嫌なのは虎の傍に居られないこと。 幼なじみという関係だからこそ今まで虎の傍にいれたんだ。 虎に彼女ができたら離れてしまう。 だから、私のことを好きにならなくていいから離れないで。 「一口ちょーだい」 私が食べていたアイスを横から大きな口を開いて食べる。 「勝手に食べないでよ!」 「いいじゃん。昔はよくやってたし」 「昔と今は違うの!」 キモチが全然違うんだよ? 虎を思うキモチが。