テスト勉強をしなければ点数が取れない。 早く取りに行こう。 僕は今まで歩いた道を戻ることにした。 やっとの思いで学校へたどり着き教室へ向かう。 「好きなんだよ!」 教室から聞き覚えのある男の大きな声が聞こえた。 「終夜・・・」 もう一人の声は水原さんだ。 「ずっと好きだったんだよ!あきらめられっかよ!」 ガタッ! 「キャアッ!」