男の子のキモチ



「俺のキモチ・・・」


「先輩だって陵の本当のキモチを聞きたいんじゃない?」



いつも弱虫で馬鹿な奴だけど今はすげー大人に見える。



よし。今日、先輩に話しをしよう。



先輩に俺のキモチを話そうーーーーーー












放課後ーーーーーー







「先輩、一緒に帰りましょう」


「・・・?うん」



なんで俺がいるか不思議そうだったけど先輩はOKしてくれた。



先輩はいつもそうだ。
俺を否定しないで拒まないから・・・。



俺は先輩に甘えてしまうんだ。