アリシア
『え?本当!?』

ダナ
『作ってどうするつもり?』
 
デューク
『作った曲を、ラジオ局へ持って行き、ラジオで流してもらうんだよ』

アリシア
『ラジオ局に?』

デューク
『そう!ニューヨーク中の奴らに、お前のソウルフルな歌を、聴かすためにな』

アリシアとダナは、顔を見合わせる。


これがアリシア伝説の始まりであった。