アリシアは、得意げな顔で指を指した。

アリシア
『あそこよ!』

ダナ
『え!?クラブじゃない!』

アリシア
『クラブよ。何、驚いてるのよ〜』
 
ダナ
『だってぇ!クラブでゴスペル歌う気なの?』

アリシア
『違うわよ!クラブと言ったらR&Bやヒップホップでしょ〜普通は』

ダナ
『そうだけど、ゴスペル以外を歌うなんて、許されるの?』